廃車とは
長く乗った車を手放す場合、中古車として買取してもらうのでなければ、「廃車」となります。
廃車とは、人や物を運ぶという本来の用途の使用をやめ、登録の抹消手続きをし、車を廃棄する事をいいます。
「廃車」と聞くと、手続きも含めてなにやら面倒そうなイメージがあります。
知識の無い人にとっては、手続きはもちろんのこと、どれぐらい費用がかかるのかも心配ですね。
買い替えの場合はディーラーが下取りをしてくれるので、仮に廃車するにしても、廃車に関わる手続きをユーザーが行う必要はありませんし、費用のことを意識することもないと思います。
車を乗り継ぐことによって、廃車に縁がなく過ごしてきたユーザーも少なくないことでしょう。
いざ、廃車を決めた時、何から手をつければいいのでしょうか。
また、費用はどれぐらいかかるのでしょうか。
廃車に必要なこと(手続き・車の処分・費用)
廃車にする場合、「車の処分」と「手続き」の両方が必要になります。
車を物理的に処分した後、行政的な事務手続きとして陸運局に対して廃車手続きをすることになりますが、この手続きにはもちろん手数料等の費用がかかります。
この手続きをしないと、解体して実体がないにもかかわらず、書類上、その車はずっと存在し続けます。
ですから、4月になれば、車がなくても自動車税の納付用紙がいつものように届くことになります。
届いてしまったら、車がなくても払うしかありません。
解体時に遡って手続きをすることは、おそらく認めてくれませんので。
したがって、廃車にすることを決めている時はもちろんのこと、決めかねている時でも可能性がある場合は、早いうちに手続き・費用等について調べ始める必要があります。
そのことが、一連の廃車でかかる費用の無駄を省くことにつながりますので。
廃車には費用がかかる?それともお金が戻ってくるの?
廃車って、処分やら手続きやらで何かしら費用がかかってしまうのでは・・・
廃車に予備知識の無い人の場合、こう思っていることが多いと思いますが、とにかく費用のことが心配です。
多少なりとも知識がある人の場合、自動車税や自賠責保険の還付があり、お金が戻ってくることを知っていると思います。
そして、戻ってくるお金があれば、かかる費用と相殺されて負担は軽くなるだろうし、場合によっては費用無しですませられるのではないか、と考えると思います。
ただ、廃車によって最終的に手元にお金が残るのか、それとも費用かかかって持ち出しになるのか、についてはやはりやってみないことにはよくわからないと思います。
ご多分にもれず、管理人もその程度の状態でした。
管理人の廃車のケースでかかった費用
過去に一度廃車を経験しているのですが、その時は近所の整備工場に手続きから車の処分まで全ておまかせで、とりあえず費用はかからないということですみました。
ところが、今回廃車にする車は、17年落ちの大衆車。
中古車の買取業者に査定を頼んだところで、まともな査定額は出そうもない。
つまり、査定額0(ゼロ)予想ですね。
でも、今回もなんとか費用がかからずにいけるのではないだろうか、という漠然とした思いだけはありました。
しかし、いろいろ調べて、実際に複数の買取業者に買取前提の査定を頼んでみた結果、
廃車には費用がかかるどころか、ちょっとした臨時収入になる場合がある
ということがわかりました。
ということで、2回ほど廃車を経験した管理人が、体験談等も交えながら、主に費用という面から、少しでも得する方法についてご紹介します。
※車の車種・状態によって結果は違ったものになります。
ここに記したことは、あくまでも参考程度としてください。
大切なのは、いろいろ調べた上で実践すること、となります。
廃車ではなく、買取してもらうことが、費用がかからずに得するコツ
「見積もり結果に対する考察」のページでも紹介していますが、廃車で得するためには、
廃車予定の車を中古車として買取してもらうことがポイントとなります。
その場合、一般的な中古車買取業者よりは、廃車・事故車・不動車などを専門に扱っている業者の方が高い査定額が出るという場合が多いのです。
これは、それらの専門業者が廃車に対する独自の専門的なノウハウを持っているからに他なりません。
廃車で、かかる費用を0(ゼロ)にするだけでなく得するためには、このような専門業者に買取を依頼することが必須となります。
廃車買取に実績のある買取業者をご紹介します。
ネットから簡単に査定を依頼できますし、出張査定等にも費用はかかりません。